二重まぶたアイテムを使うに至った経緯・目元の悩み
小さいころから両目が奥二重で切れ長だったため、「怖そう」と周囲から言われたり、黙っているだけなのに「怒ってるの?」と気を遣われたりしていました。
母親からは「不機嫌な顔はやめなさい」などとよく怒られていました。
明るく楽天的な性格のため「顔と性格のギャップがすごい」と言われたこともあります。
ハタチ前後で花粉症を発症し目のかゆみが酷くなったため耳鼻科で薬を処方してもらい、その治療がきっかけで右目だけが二重になってしまいました。
左目は奥二重のままだったので左右の目の大きさに差が出てしまい、その頃は写真に写るのがすごく嫌でした。
友人から「顔の右側と左側が違う。
別人のようだ」とも言われましたがどうしたらいいかわからず、あまり家から出たくありませんでした。
使用した二重まぶたアイテムの特徴
KOJI(コージー)のアイトークという、ふたえまぶた用の化粧品を使いました。
700円弱でドラッグストアで購入しました。
プッシャーというプラスチックの棒でふたえ幅をなぞり、その筋に沿って液を薄く塗ると糊のようなはたらきをしてまぶたがくっつき、二重に仕上がるというものです。
液は最初は白く、乾くと無色になります。
二重まぶたアイテムを使った失敗談
最初の頃は慣れなかったので、ふたえ幅がうまく作れませんでした。
何度プッシャーでなぞっても二重ラインを作れず、繰り返すうちにまぶたが赤く擦れてしまいました。
だんだん慣れてきてふたえ幅を上手に引けるようになりましたが、今度は接着液の分量がわからず、多すぎて白く残ってしまうことがよくありました。
特に目じりのあたりに接着液が溜まってしまい、白いゴミがついているように見えて友達から「顔にゴミがついているよ」と言われることが頻繁にありました。
また、まぶたが元に戻る力が強すぎて、2時間程度でふたえが消えてしまうこともよくありました。
接着液は適切な分量であればやがて無色になるものの、乾いた液がまるでカタツムリが通過したあとのようにテカってしまうこともありました。
アイトークをつけたあとのアイメイクも大変で、パウダーアイシャドウが接着液について伸びないという難点がありました。
順番を逆にすれば良いかと思い、パウダーアイシャドウを先につけてからアイトークを塗布してみましたが、そうすると今度は粘着効果が薄れてしまい、あっという間に奥二重に戻ってしまいました。
クリーム系のシャドウを使うといくらかマシになりましたが、やはりアイメイクをしないのがいちばん持ちが良かったと思います。
結局、アイトークを使用しているときはリキッドアイライナーとマスカラでアイメイクを済ませるようになりました。
夏の時期は汗ですぐに接着液が落ちてしまい、夕方までふたえをキープすることができませんでした。
途中で塗り直すこともありましたが、そのときはまずまぶたの上の汗を拭きとり、ウェットティッシュなどでいったん肌をきれいな状態にし、それが乾いてからアイトークをつけていました。
手間がかかって大変でした。
アイトーク自体の保存期間もあまり長くないので、開封後はできるだけ早く使い切った方が良いです。
二重まぶたアイテムを使用する人へアドバイス
自宅で何度か練習をするようおすすめします。
そして、プッシャーというプラスチックの棒でふたえの筋をつけるときは、決して力を入れないこと。
まぶたの皮膚はとても薄いので傷つきやすいです。
やさしくていねいに扱ってください。
下を向いて作業するとせっかくつけた筋がすぐ取れてしまうので、鏡を顔より上に上げて、上目遣いで作業することをおすすめします。
接着液は、ごく少量からつけます。
足りないなと思ったら、最初につけた液はウエットティッシュなどできれいに拭き取ってください。
そのまま塗り重ねてしまうと白いダマができたりします。
乾いた接着液を指でこすったりすると黒く消しゴムのカスのような状態になってしまうので極力触れないようにしましょう。
量をたくさん使えば確かに粘着効果は高まり、長時間キープできるようになりますが、その代わりまばたきが不自然になります。
ふたえ幅がしっかりつきすぎて目を閉じるのが難しくなり、目を剥いたような表情になってしまいます。
わたしはそれで「目が引きつってホラー映画みたいな顔になってる」と言われたことがあります。
そこまで言われることはなくても、目が引きつっているとアイトークを使っていることがすぐバレてしまいますので、くれぐれもつけすぎには注意してください。
肌の弱い敏感肌の人いは合わないこともあります。
わたしは通常はとくに問題ありませんでしたが、生理の前後や期間中は肌が敏感になり、痒くなったり赤みが生じることなどがありました。
また、花粉症の季節にアイトークを使うと、同様に痒みが出て涙が止まらなくなったりしたこともあります。
夏の汗をかく時期は接着液が溶けて汗と共に目に入ることがあります。
すごく痛いので要注意です。
できれば汗が目に入らないよう、こまめに拭き取るなどの対策が必要です。