眼瞼下垂の手術だと思っていたら、切開法が行われており、左右非対称になってしまった

パッチリ二重にするアイテムを使うまでの経緯

幼い頃から、一重でつりあがった目が本当に嫌いでした。
腫れぼったい目というよりは、皮膚の薄い鋭い印象を与える目でした。
中学生の頃、初めてアイプチを使い、以後大学生になるまで毎日頑固な一重と闘う日々でした。
当時学校では、アイプチがばれることが気になり、人の目を見て話すことができませんでした。
一番嫌だったのは、夏の運動会や体育です。
汗で白く浮いてくるアイプチが気になり、何度もトイレに駆け込みました。
大学生になったら、二重手術をすると心に決めていましたが、毎日瞼に糊をつけているわけですから、皮膚はのびてしまい、アイプチをしない顔は見るに耐えないものでした。
大学生になって、すぐに整形のことについて調べましたが、それも費用がとても高く、もどかしい日々が続いたことを覚えています。

使用したパッチリ二重にするアイテムの特徴

美容二重手術のことを調べている中で、眼瞼下垂という病気があることを知りました。
瞼の筋肉が弱く、目が開ききらない、というものです。
また眼瞼下垂対応の手術であれば、保険が効くことを知りました。
自分の状態がどうかわからないけれど、とりあえず眼瞼下垂のための手術をしてもらえる病院を探しました。
住んでいたところから少し遠い美容外科に駆け込んだところ、二つ返事でOKしてもらえました。
手術内容として説明を受けたのは、瞼を切って、目をあげる筋肉を収縮させるといったものでした。
費用は保険適応で両目3万円ほどでした。

パッチリ二重にするアイテムを使用した失敗談

眼瞼下垂の手術を二つ返事でOKしてもらえ、しかも保険適応のとこで安く二重になれることに、とても喜びました。
とにかく早くしたい！の一心だったので、お医者さんの説明や、理想の二重幅などの相談に時間をあまりかけませんでした。
このことは後々の失敗につながりました。
手術自体は辛いものでしたが、二重になれるという高揚感で包まれていました。
その後地獄のダウンタウンがはじまりました。
目は大きく腫れ、明らかに整形したことが分かる顔。
大学やバイトへも行かなくてはならなかったので、とても辛かったです。
自然に馴染んできたのは約1年後だったと思います。
しかし、左目の調子が良くありません。
右目は綺麗な二重になったのですが、左目は元の目に薄い二重の線がついた程度。
左右均等にするため、左目のアイプチをする日々が続きました。
辛い手術をしてまで、なぜアイプチをしなければいけないのか！と腹が立ちました。
すぐにお直しに行ければよかったのですが、ダウンタイムが嫌なこともあり、足が向きませんでした。
またその時すでに大学やバイトの人間関係も完成されており、今から美容手術にしても手を加えることは無謀に思いました。
その後就職して地元に帰り、コミュニティが変わったこともあり、左目のみの埋没法を検討しました。
大手美容外科の先生に、これまでの経緯をお伝えしたところ、再手術を快く引き受けてくださいました。
ただ、私が大学1年生で受けた眼瞼下垂の手術は、切開法を伴うものだったのだろうとその時知らされました。
病気という大義名分があり、医療行為としての手術をしてもらっていたと思っていた私はとてもショックを受けました。
また、切開法をしている部分にできる施術は限られるとのことで、埋没法の中でも費用が高いものになってしまったことが悔しかったです。

同じ二重アイテムを使用する方へのアドバイス

長年のアイプチ生活はとても苦しいものだと思います。
早くその生活に終止符を打ちたくて、手術を焦る気持ちになることもあると思います。
そして、ネットでたくさんのことを調べ、病院の門を叩くと思うので、そのときは自分の状態や悩み、なりたい姿や手術のことについて何でも知った気になってしまうものです。
ですが、病院選びや先生との相性など、めんどくさいけれど時間をかけて検討した方が良い点は他にあると思っています。
また、先生からの説明をしっかりと聞き、疑問点や自分の希望を丁寧にヒアリングしてもらうことはなにより大切です。
私の経験上、お医者さんは保険点数の関係で、眼瞼下垂でなくてもそのように診断し、手術ができると仰られることがあります。
安価で済むので、飛びついてしまいますが、実際に行われる手術の内容やダウンタイムについてはしっかり確認しましょう。