JUMII TOKYO [ジュミートウキョウ]

Tokyo Girls Story

001 MUSE RED

月曜日
「過去や未来にとらわれない」

ハロー月曜日。
夏の幼い赤でもなく、冬の物憂げな赤でもなく。
意思をもった赤い指先で月曜日を迎えるのは、密かなあたしの決まりごと。
赤い指先は今にもおしゃべりしはじめそうなほどにウキウキしてて、
そこにスポットライトがあたってるみたい。
「私は女優なの」って。
初めましてといって握手をしたあたしの手は、冷静な情熱家。
恋人と手をつないだわたしの手は、はじめてお化粧をしたあの頃の無防備な少女。
過去にも未来にもとらわれない。
この瞬間を生きてることを、泣けちゃうくらいに実感させてくれる赤い指先。
女らしさと賢さを纏った赤いマニキュアは「過去や未来にとらわれない」
自由さをもたらしてくれる指先からの魔法。

002 DEAR MYSELF

火曜日
「自分を可愛がる」

朝起きると雨がしとしと降っていた。
昨日、仕事帰りにお気に入りのパン屋さんで買ったレモンマフィンを温めて、
ミルクティーをいれる。シナモンも少々。ちょっぴり肌寒いから、
見てるだけで嬉しくなれちゃう
甘くてかわいいピンク色のふわふわのパーカーを羽織って朝ごはん。
仕事に行く用意をするまでにはまだ1時間。
お気に入りの音楽をかけて、丁寧にマニキュアを。
甘いだけじゃない、特別なピンク色のマニキュアを塗ったあたしの手元を見ていると、
出来立てのパンケーキみたいに暖かく柔らかい気持ちになれる。
頑張ることはもちろん大事。でも、頑張らないことを頑張る時も必要。
誰かに抱きしめてもらうんじゃなくて、
自分で自分を抱きしめてあげても、優しいきもちになれるもの。
甘くてちょっぴりビターなピンク色の
マニキュアがあたしにくれた、指先からの「私を可愛がる」優しいきもち。

003 NEW MOON

水曜日
「決断する強さをもつ」

ちっちゃいころ、
それはそれはかっこいい王子様に
幸せにしてもらえるお姫様になりたかった。
今は、勇敢な女の子になりたい。
21世紀のお姫様は、誰かに幸せにしてもらうんじゃなくて、
自由と責任と覚悟をもった勇敢な女の子のこと。
潔さと毒っ気。それに、爪先に可愛げをひとさじ。
手は人生を創り出す大事なパーツ。そこをノーメイクでいるなんて。
エレガントなグレーホワイトの指先が、見るたびに背筋をしゃんさせてくれる
「決断する強さをもつ」という指先からの魔法。

004 BELIEVE

木曜日
「自分を信じる」

誰も本当にあたしの欲しいものなんて差し出してはくれない。
欲しいものがあったら「欲しいのよ」って言って努力するの。
媚びたり従ったりすることなく、あたし自身で取りに行くのよ。
失敗しなくっちゃ、成功なんてやってきてはくれない。
みんなに笑われたり、批判されたら、それだけ欲しいものが近くまで来てるってこと。
周りと同じ事をしててもちっとも面白くなんてないじゃない。
みんなが「そんなの変。できるわけない」といったってそれは間違いかもしれないでしょ。
あたしの可能性を閉ざす事なんて誰にもできない。
しっとりとした闘志を燃やし続けるあたしのこころの色は、
真の強さに可愛らしさが混ざったパープルピンク色で、
その想いをのせた色を手元にものせていく。
「自分を信じる」勇気をもたらしつづけてくれるための、パープルピンクというお守りの魔法を指先から。

005 GRACE GRAY

金曜日
「覚悟する」

ご機嫌よう、金曜日。
金曜日の夜のワクワク感て特別。
こんな特別感が毎週やってくるなんて、なんて幸せなんだろうあたし。
お気に入りのピアスとお洋服をきて、
お気に入りの人たちとスペシャルなディナーに出掛ける。
いっぱいおしゃべりして、ワインもたっぷり飲んで。
帰る直前レストランのパウダールームで、メイクを直しをしている最中、
リップを塗り直す優雅なグレージュのマニキュアをした手が目に入り、
ふと冷静になって、迷いごとが頭をよぎる。
自由は不安と責任が入ったちょっとほろ苦いミックスジュース。
そのほろ苦さに、眉間にシワがよらないように、えいやっと覚悟をきめて、笑顔をひとつまみ。
自分に言い聞かせるように髪をキュッとまとめる。
グレージュのマニキュアがあたしにもたらしてくれた
「覚悟」という指先からの魔法。

006 INNOCENT

土曜日
「自分をだまさない」

もうこれ以上涙がでることはないんじゃないかと思うくらいに
泣いたあの日の気持ちも忘れちゃうのは簡単で。
あんなに腹が立ったあの出来事も、嘘みたいに忘れちゃう。
ネガティブな感情は、砂時計の砂のようにさらさらと、
新しい感情に上書きされていく。
まっさらなあたしで目覚めるために、
生まれたてみたいなピュアベージュのマニキュアを。
そのあと、鏡の前の私をまっすぐ見つめて。
寝る前に毎晩「明日もいっぱい笑って、ちょっぴり泣ける素敵な日でありますように」って。
案外ね、自分の気持ちに素直に毎日を過ごすっていうのは大変。
泣いたり、怒ったり、はしゃいだり、
隣にいる素敵なあの人を疲れさせちゃうかもしれないし、
あたしだって疲れるもの。
でも、そんな人がいてもいいでしょ。
ひたすらに真っ直ぐで、自分に素直であることにワガママな生き方があってもいい。
ピュアなベージュのマニキュアが、毎晩私にかけてくれる
「自分をだまさない」というお守りの魔法を指先から。

007 CITY TIME

日曜日
「楽観主義であれ」

暑かったり、少し肌寒かったり、ちょっぴり不安定な秋が好き。
季節と心はつながっていて、
だから私の心も不安定真っ最中。
1人で映画を見た後に、友達とアイスクリームを食べた。
男性的でも女性的でもないグレイッシュブルーのマニキュアをした指が、
アイスクリームのコーンを
持っているとそれだけでなんだか楽しそうで、
早くなくなっちゃうのが勿体なくてちょぴちょぴと食べちゃう。
早く食べないと溶けちゃうよ。
なんて友達が注意してくれるのだけど、
コーンからたれてくるアイスクリームを見るたびに、子供の頃を思い出して、
ちょっと自由な気持ちになれるから。昨日、チクッと悲しいことがあって、
落ち込んでいたのだけれど、アイスクリームの甘さと一緒に飲み込んじゃったみたい。
そのあと、古着やさんでそれはそれはかわいい花柄のロングワンピースを買った。
その頃には昨日の悲しい気持ちは、
はげかけたマニキュアみたいに、ポロポロとなくなっていたようで。
悲しい気持ちはちゃんと味わいたい。
でもその感情に、必要以上に引っ張られることなく、
溶けかけたアイスクリームを食べたら忘れちゃうくらいに、
楽観的に生きていきたい。
グレイッシュブルーのマニキュアが
あたしにかけてくれた「楽観主義」という指先からの魔法。

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